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健康診断でチェックすべき10の項目

チェック1 総コレステロール

高いとNGとされる「総コレステロール」ですが、低すぎると自殺率が上がったり、攻撃的な言動や精神不安定に結びつくという報告もあります。またホルモンの原料に必要なので、低いと全身の働きが悪くなることも。

 

チェック2 LDLコレステロール

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)も、低すぎる場合は病気が隠れている可能性も。「甲状腺機能亢進症」ではLDLコレステロールを過剰に消費するため、不足傾向に。また、「肝硬変」や「肝炎」など肝臓の病気の場合も、LDLコレステロールが産生されず数値が低下します

 

チェック3 中性脂肪

中性脂肪は体のエネルギー源。数値が高いともちろん肥満状態を表しますが、低すぎると元気がなくなることに。正常値内でも数値が低く、疲れやすい、体力がないと感じている人は、中性脂肪不足かも。

 

チェック4 血糖値

健康診断で測るのは「空腹時血糖値」。初期の糖尿病では空腹時血糖値が基準値に収まる場合も多いため、基準値内でも高めの人は、食後の血糖値を測ってみましょう。食後血糖値が急上昇するなら糖尿病予備軍です。

 

チェック5 HbA1c

HbA1cは糖尿病かどうかがわかる数値。基準値内でも、高い人は血糖が慢性的に高めの傾向があります。この場合、「糖化」といわれる現象が全身で起きている可能性が。糖化は肌老化の原因にもなります。

 

チェック6 総蛋白

タンパク質は体のあらゆる部位をつくる成分。基準値内であっても「総蛋白」が低い場合は、栄養不足になっている可能性が。食生活を見直してみましょう。  

 

チェック7 AST/ALT

肝機能の指標「AST」と「ALT」は、いずれもビタミンB6と結びつくことで酵素として働く体内成分。ALTのほうがASTより3以上低いなら、疲労の原因となるB6不足の可能性があり

 

チェック8 γ-GTP

お酒を飲む人が気にする数値ですが、低い場合はタンパク質摂取不足による「低タンパク」の指標にも。低タンパクは、やる気が出ない、疲れやすい、むくみやすいといった不調の原因になることがあります。

 

チェック9 ヘモグロビン

「ヘモグロビン」は、貧血の指標で、同時に鉄分量を間接的に表す値。疲れやすいのは鉄分不足が原因かもしれません。また、鉄分不足の時に使われる「フェリチン」という貯蔵鉄が減少すると、うつ状態などの不調を引き起こすことも。ヘモグロビン値が低い人は、フェリチンも不足している可能性が大。

 

チェック10 尿酸

「尿酸」が高いと痛風になることは知られていますが、尿酸には活性酸素を消す働きがあります。数値が低い人は「酸化ストレス」が強く、サビが進んだ体である可能性が。酸化は老化の最大要因なので要注意です。